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ポリプラスチックス(東京都港区、神村安正社長、03-6711-8600)は、樹脂製はすば歯車で歯型誤差3マイクロメートル、葉筋誤差7マイクロメートル(JISO級)の高精度射出成形技術を開発した。樹脂材料には流動性に優れ結晶化が遅くて金型面を転写しやすいポリアセタール樹脂(ジェラコンJW-03)を用い、独自の加圧方法や樹脂材料の最適化などによって高精度化を実現した。同社ではこの技術をユーザーへの技術サポートなどに活用していく。
はすば歯車は歯筋が歯車の外周に沿ってななめ向きに刻まれており、一般的な平歯車に比べ動力伝達がよく回転がスムーズ、低騒音などの特徴を持つ。しかし、成形時の収縮によってねじれ角(歯車の軸心に対する歯筋の角度)に誤差が生じるため、高精度化が難しかった。このためJIS等級で3級(歯形誤差8マイクロメートル、歯筋誤差12マイクロメートル)−5級(歯形誤差17マイクロメートル、歯筋誤差23マイクロメートル)を達成するものも容易ではなかったという。
同社は歯車の円筒中央部(ウェブ)が凹形に変形することが歯筋がS字状に変形する原因であることを解明。ウェブ部を局部加圧することで鼓変形を改善でき、S字変形が解消され歯筋精度を大幅に改善できることを発見した。また金型の軸精度の改善や再現性良く軸精度を保つ金型構造も考案。射出速度を多段制御することで、破損原因となるフローマーク(成型品表面のしま模様)を低減することに成功した。
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