標準歯車製作から追加工まで一貫体制により品質保証


  小原歯車

【埼玉】小原歯車工業(埼玉県川口市、小原敏治社長、048-255-4871)は、自社ブランド「KHK」の標準歯車の製作から追加工までを一貫して行い、品質を保証する取り組みとして「歯車工房」を立ち上げた。追加工専門ラインを新設、1個からでも標準歯車の追加工を請け負い、品質を保証するシールを歯車に張り付ける。05年度は「歯車工房」で売上高2億円を見込み、07年度は同3億円を目指す。

小原歯車工業は、標準歯車を年間約180万個出荷している。このうち8割以上は顧客の仕様によって追加工が必要だという。同社が一部の追加工を請け負うこともあるが、標準歯車の多くは顧客自身の外注による追加工や手直しが施されていた。そこで、追加工専門ライン(JITライン)の導入により標準歯車の製造から追加工までをメーカーが一貫して行える体制を整え、追加工を求める顧客のニーズに対応することにした。

完成した製品には「歯車工房」のシールを張り付け、品質を完全保証する。「工場内の専用ラインで追加工を行うため、短納期・小ロットにも対応できる」(小原社長)という。今後は「歯車工房」をブランド化していく考えだ。

歯車工房の専用ラインは施盤5台、小型マシニング6台、ブローチ盤5台。投資額は計約1億5000万円。

専用ラインを利用することで、請け負っている追加工を現在の20%から、2年後には30%まで高めていく。


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