NCスロッターを自社開発


  アサデン・ギヤー

【福岡】アサデン・ギヤー(福岡県筑後市、浅川芳夫社長、0942-52-7711)は、大型複合NCスロッター(縦削り盤)を開発した。同社は歯車や軸などの加工会社。他社製スロッター7台を使って加工してきたが、競合との差別化を図るため開発した。自社工場に導入する。新スロッターは、これまで対応できなかった大型部品の加工や奥まった場所などの加工が可能。これにより同社は受注拡大につなげる。

新スロッターの加工ストロークは1400ミリメートル。直径800ミリメートル以下なら長さ5メートル程度の部品でも立てて加工できる。回転力を伝える軸の加工や穴開け、縁加工、歯車加工などに使用する。

サイズは高さ6メートル、幅4メートル、奥行き6メートル。重量は52トン。テーブルは直径1,8メートルで移動できるため、形状により直径3メートル程度の対象物も加工できる。加工はスロッター手前と奥にそれぞれ13度角度をつけても可能で斜め加工や斜めの穴開けもできる。歯車加工では歯の傾斜角を任意にできる。

浅川社長は「NCでこれだけ大きなスロッターは国内にはないのでは。これまでできなかった加工が可能になる」としている。


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