神世界最大級の歯車研削盤導入


 川崎重工業

川崎重工業は船舶用蒸気タービン機関の製造拠点の神戸工場(神戸市中央区)に、世界最大級の歯車研削盤を導入した。外径5メートル、重量50トンの歯車に対応し、歯面形状を誤差5マイクロメートル以下の精度で加工できる。液化天然ガス(LNG)運搬船の建造ラッシュを受け、06年度は機関生産もピークを迎える。これに備えるとともに、機関の信頼性を高めて差別化につなげる考えだ。

蒸気タービンは毎分5000〜5500回転。これを外径4〜5メートルの大型歯車などで2段階に分けて同80〜90回転に減速し、スクリューに伝える。それだけに歯車は最重要部品。低騒音・低振動で、故障しない機関とするには高精度の歯面仕上げが欠かせない。

歯車には大きな圧力がかかるため、変形を想定して歯面形状をマイクロメートル単位で修整加工する必要もある。同研削盤の導入で修整加工工程の効率化も図れる。


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