研削加工のみで歯車用金型を製作するNC研削盤完成


 ナガセインテグレックス

【岐阜】ナガセインテグレックス(岐阜県関市、長瀬幸泰社長、0575-46-2323)は、伊藤忠メカトロニクス(東京都中央区)と協力し、歯車用などの金型を放電加工や手磨きなしで短時間で製作できる数値制御(NC)研削盤「超精密マルチプロファイラー」を完成した。伊藤忠メカトロが30日に受注を始める。価格は1億〜2億円。

同時5軸制御で、最小分解能は10ナノメートル(ナノは10億分の1)。最大で直径400ミリメートルの加工対象物(ワーク)に対応する。全軸に独自の非接触油静圧摺動面を採用し、位置決めを高精度化した。

研削加工のみで歯車用の金型を製作できる研削盤は「例がない」(長瀬社長)という。伊藤忠メカトロが現場のニーズや熟練作業のノウハウなどを収集。これを受けナガセが超精密研削盤の技術を生かして、完成した。

歯車用の金型は複雑な形状。一般には材料をワイヤカット加工した後、手作業で磨き仕上げる。


TOP BACK NEXT