独クリンゲルンベルグG30 歯車研削盤追加導入


 長岡歯車製作所

【新潟】長岡歯車製作所(新潟県長岡市、山崎隆社長、0258-23-3333)は、スパイラルベベルギアの生産体制を強化する。9月にギアの刃面を仕上げる研削盤を本社工場に1台導入する。これに伴い、本社敷地内に新工場を建設し、既存設備を移設する。総投資額は約2億8000万円。受注の落ち込みがないスパイラルベベルギアに投資することで、生産の効率化や、今後の需要増に備える。

 スパイラルベベルギアは回転軸の方向を変えるときに用いられるかさ歯車。導入するのは独クリンゲルンベルグのスパイラルベベルギア研削盤「G30」同社はすでに同じ機種を1台保有するが、加工時間の短縮や、一方が故障した際にも対応していく。「(同機による)加工を請け負っているところは少ない」(山崎社長)ためスパイラルベベルギアの受注は落ちていない。新工場は、平屋建てで、建築面積は約400平方メートル。本社工場にある歯車研削盤7,8台を移設し、歯車研削専用の工場とする。移設で空いた本社工場のスペースに今回の新設備を設置する。

同社は工作機械や空圧機器向けなどの各種歯車製造が主力。08年6月期の売上は約7億円。刃の溝のねじれ角は標準品で、先端とシャンクともに30度。先端の刃径は0.5ミリ-6ミリメートルをそろえている。ねじれ角の変更など特別注文にも対応する。新製品の投入で、ドリル全体の売上高を3年以内に、08年10月期の2倍の1億円を目指す。

 従来、ねじれ団付きドリルは刃先とシャンクの太さが異なるため、刃先とシャンクのねじれ角をそろえることは難しかった。自社開発した研削盤のプログラムにより、刃径に合わせて削る速度を調節できるようにし、同一の角度を実現した。


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